一般的には,くしゃみ,鼻水,鼻つまり,目のかゆみがあげられます. 中には,鼻の奥から喉に流れる鼻水により,喉の痛みやイガイガ感がでたり,せきの原因になることもあります. 目の症状では,かゆみの他に目ヤニや涙が出たりします.
花粉症の場合,水のようなサラサラした鼻水が特徴的です. 鼻風邪では,次第に鼻水や痰は濃くなり,黄色,緑色になることが多いです. また,風邪では一般的には目の症状はでません.
花粉症は花粉を吸ったときに症状が現れるので,花粉を避けることができれば症状は軽くすみます.
花粉を吸入しない工夫としては,以下のことを心がけましょう.
お困りの症状は屋内で強くなることはないですか?
花粉以外に,ほこりやダニといったアレルギーの原因があるかもしれません.
自分の症状を引き起こす原因を確認することは重要です.
どの花粉,どの原因物質に対してアレルギー反応を持つかどうかを調べることは効果的な治療,予防につながります. いつまで薬を飲み続けるかの判断根拠ともなります. 血液検査で簡単に調べることができます. ご相談ください.
花粉症の薬の中には,即効性のものもあれば,効果がでるまでに数日間かかるものもあります.
一般的に抗ヒスタミン剤は即効性がありますが,眠気,喉や鼻の乾きなどの副作用がでることがあります.
眠くなりにくい薬もありますのでご相談ください.
鼻の症状,目の症状がひどい場合には,内服薬に加えて点眼剤,点鼻剤を使用します.
いずれも局所で効く薬なので全身に対する副作用はありません.
その他の薬として漢方薬もありますので,妊娠中,授乳中の方もご相談ください.
いまや,花粉症対策として薬を予防的に服用することが常識となっています. 花粉が飛散する2週間ほど前から抗アレルギー剤を開始すると最盛期の症状が緩和されます. 花粉飛散時期前の予防内服をお勧めします.